水道担当
学生時代の研究室が、水理工学系の研究室でした。そこで、水インフラの重要さを知りそのインフラを支えている上下水道コンサルという仕事に興味を持ちました。更に上下水道コンサルは、調査、設計、計画等様々な仕事に携わることができ、将来的にやりがいのある仕事だとおもい志望しました。
入社後はまず、CADの使い方から始まりました。PCを使いCADで作図を行い完成した時の感動は今でも覚えています。現在までは配水管布設設計、施設実施設計、基本計画等の計画も行い、入社当時に想像していた以上に多岐にわたって仕事をしています。同じ施設の設計であってもその場所、条件によって様々な設計になるため、日々勉強をしながら業務をこなしています。
受注後は、現地情報の収集から始まります。自治体との詳細の打合せを行い、現地を必ず見に行きます。図面からだとわからない細かな情報があるのでそれは欠かさないようにしています。その情報を基に、この業務を行うにおいての手順や問題点を認識し一つ一つ解決しながら、業務を完成させます。
設計において、ある程度の方向性は決まりますが、最終的な正解は一つではないので、自分色の設計ができるという点です。
同じ仕事が無いということです。一見同じに見えても地質条件等で全く異なる設計になることがあります。仕事の度に様々な問題が発生したりするので、そういう時は先輩に教えていただいたり、専門分野の人に知識をお借りしたりして解決しています。
自分の設計で工事が完了した時です。一度、集落全体の水道を再整備した時がありました。100人程度の集落でしたが、完成後の住民インタビューで喜びの声が聞けたときはこの仕事をやっていて本当に良かったと実感しました。
私の入社前のこの業界のイメージは残業が多いというイメージでしたが、最近は残業もかなり少なくなっています。それに自分で作業の調整をしながら仕事を行えるのでうまくやれば自分の時間を有意義に使うことができます。水道コンサルに派手さはありませんが、水インフラを支えるという裏方としての社会貢献度は唯一無二だと思います。
コンサルは結構堅苦しくて、休みもなかなか取れないというイメージがありますが、当社は自由に休暇も取れます。毎週水曜日はノー残業デーですので早く帰れます。青森事務所は明るく話好きの人も多いです。上司とのコミュニケーションも取りやすいので仕事がしやすい環境です。