上下水道担当
私は大学時代に上下水道コンサルタントでアルバイトをしていてその流れで入ったような感じですが、元々土木の仕事がしたくてこの業界に入りました。
上下水道コンサルタントの業務を大きく分類すると、計画業務と実施設計業務があります。
私は主に実施設計をしていて、シールド工事や推進工事の設計を担当しておりました。最近では構造物の耐震設計も多いです。
簡単にいいますと、計画業務は、上下水道の根本となるプランを作成する業務です。
実施設計は、計画業務を基に工事を発注する設計図書(設計図、数量計算、施工計画書、工事設計書)を作成する業務です。
お客様からその業務に対して褒めて頂いた時に良かったなぁと思います。長く上下水道コンサルタント業務に携わってきた自らの経験を生かしてお客様に最適なアドバイスができた時にやりがいを感じます。
悩みはあります。業務が重なって結構プレッシャーがかかるときがあります。自分としては、そういうときは、仕事が終わった後の楽しいプランを考え「頑張ってやれば楽しいことがある!」というのを目標としてやることでモチベーションをあげています。
気になるのは、土木の技術者が減った事です。このままだと日本の土木業界ダメになっちゃうんじゃないかなって思います。
物を作る事は魅力的な事で楽しいんだよ、物作りの楽しさを上下水道コンサルタント業務としてもっと世間にPRする事が必要かなと思います。
より健全な会社にしたいです。人が多く集まるような会社にしたい。貢献したらそれに応えることができる会社にしていきたいと思いますね。
上下水道施設は、概ね出来上がってきていますが、これからは施設の維持管理や耐震補強の仕事が主流になってくると思います。また下水道分野においては、平成27年度に下水道法が改正され、これからは浸水対策の仕事が増えてくると思われます。
上下水道コンサルタントの仕事はライフラインとして欠かせない仕事です。一緒に仕事してみませんか?