社長挨拶

よりよい水環境の創造へ、我々の挑戦は続きます。

shacho1-1 水は全ての生物にとって生命活動を維持する重要な限りある資源であります。私たちは、古来より水資源を生活用水、農業用水、産業用水などに利用し水と共に生きてきました。しかし、世界の水問題は日々深刻化しており人口増加による衛生的な水需要の増大、地球温暖化による気候変動、水紛争などの問題が顕在化しております。
 国連では、“誰もが安全な水とトイレを利用できるようにし、自分たちでずっと管理していけるようにしよう”とSDGsに掲げる水・衛生問題を解決すべく精力的な活動を世界に展開しております。このような時代にあって、私どもは重要なライフラインである水の安定供給の一翼を担う会社として、誇りと責任を持ち取り組んで参りました。
 我国では、急激な人口減少に伴う料金収入の減少、施設の老朽化に伴う更新需要の増大などで上下水道事業の経営環境が厳しさを増しており、現在の経営形態を前提とした経営改革だけでは、将来にわたる住民サービスを確保することが困難となることが問題視されております。抜本的な上下水道事業の改革として今後民間活用、民営化・民間譲渡、広域化等の検討が必要となります。
 弊社は、創業以来70年以上に亘って上下水道・工業用水道の水のインフラ整備に携わり、水のインフラを守るプロ集団として高度な技術力を蓄積してまいりました。顧客の皆様からの業務評価は高く、信頼をいただいております。
 私どもは、【飲水思源】して“確実なる実行計画の下で最良なる成果を工期内に納品する”を技術の必須事項としてお客様に信頼され続ける会社にしてまいります。
 これからも水道全体の調査、企画、設計、施工監理、水道関連のソフト開発など、上下水道業務に関する一連の業務を通して皆様の信頼に応えてまいります。私たちは“水の総合コンサル”としてお客様にご満足していただけるように研究開発やサービスの開発にも積極的に取り組んでおります。
 今後、私どもがより傾注するテーマとしては、民活、民営化、広域化のサポート、各事業体への技術者の派遣、維持管理支援システムの提供・開発など、これらを通じて水に関わる総合コンサルタント業務をより一層拡大深化させ社会に貢献していく所存でございます。

株式会社 日本水道設計社 代表取締役社長  堀安弘


【飲水思源】
水を用いるときその本源を忘れてはならないという故事
物事の基本を忘れてはならないという戒めの語


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飲水思源像:秋田県田沢湖、台湾から寄贈

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